気づき、断酒

てれんこてれんこ、お酒のない生活。

「変化」

前回の続きです。

 

購入した戸建ては少々の負債を抱えることで売却でき療養地に引越しています。

 

当時の自分は他人の言葉を聞くことができなかった。

何を言われても責められている様に響いた。

視界が狭く自分は被害者だと思っていた。

パニック発作までに大切な言葉をもらっていたかもしれない。

受け止める力は自分にはありませんでした。

 

療養中の土地でスナックに入り浸り孤独感を麻痺させたり。

飲み過ぎから急性腸炎になって救急車騒ぎを起こしたり。

療養とはかけ離れたどうしようもない生活。

被害者意識から憎しみの感情で満たされていました。

しかし時に得るものもありました。

スナックで出会った人と何も隠さず話すこと。

人と話し聞くことを覚えはじめました。

酔っていても自分と向き合いしっかり話してくれる人がいました。

 

そしてネット上はうつのはけ口に。

そんな中たまたま話題が合い話すようになった人。

彼女もまた精神科での受診を必要としている人でした。

この人の発する言葉が心に響くのです。

時に優しく、時に激しく意見をぶつける。

ネット上だけの繋がりなので無くなる時は跡形もなくなります。

何度もそうなりながらも微妙な関係は続いていきました。

そして彼女の言葉に惹かれていく自分もいました。

会いたい気持ちもありましたが彼女はかなり遠いところに住んでいました。

今自分が住んでいる関西のとある地域です。

その後会う機会も出来て微妙な関係が少しずつ形になります。

それは生きる力になってきました。

 

当時SSRIを最大量服薬していましたが減薬を始め、 社会復帰を無事成功させることができました。

ここで自分はひとつの決断をし交際を申し込みます。

彼女の土地へ移住して結婚することを前提にということで。

首都圏で働くことに限界を感じていたこともありました。

流れを変えたい、殻を破りたい。

以前からある自分の中の衝動が起きた結果でした。

結果療養明けとしては無謀とも言える交際を始まります。

会社勤めに心身慣らしながら交際を進めます。

 

その後これから同居する家の話が出た時点でプロポーズ。

うつの薬はかなり減っていましたが不安も山ほど。

ですが身体を突き動かし新幹線で就活をし今の仕事が決まりました。

激しく進む移住計画。

ここからはとんとん拍子。

移住後すぐに勤務を開始。

土地に強引に慣れる勢いで進んでいきます。

 

今考えてもこのエネルギーは凄い。

そのしっぺ返しも強烈な不安感で現れたりしていました。

しかしこの地域はギスギスした都会と比べるととても穏やかです。

東京で嫌になっていたことが徐々に解けていきます。

人との会話が温かくまっすぐで心地よい。

 

そして2回目の結婚です。

ハワイで挙式ハネムーン。

自分の実家が複雑な状況なのでこちらの家族のみで行うことに。

そこで国内では面倒なことが多かったのです。

ハワイではヨメさんの冒険心が大爆発。

 

おおまかに、

キューバダイビング(事前に国内でライセンス取得)

小型飛行機の体験操縦

レンタカーでオアフ島一周ドライブ

 

そんな冒険心溢れるヨメさんと行動を共にし自分の狭さを知ります。

同居する家がまだ工事中なので別々の住まいで生活を続けます。

 

昨年秋に資格の試験に挑戦しました。

自身の収入がかなり減っているので巻き返しを図りたいのです。

1回で合格できる資格ではないので的をしぼり受けましたが散々な結果に。

ここでずっと燻っていた不安感が爆発してしまいました。

自分はやっぱりダメだ。

自分は最低だ。

自分は何もできない。

ごめんなさい。

かなりパニックに近い状態に陥りました。

ここまで書いた内容と矛盾してます。

社会復帰や移住などやり遂げていていることもあります。

しかし心をマイナスで埋め尽くすようになってしまいました。

 

ヨメさんはかなり頭を悩ませます。

自分の酒量も増え余計パニックになりがちに。

それでもなんとか話せる時にヨメさんがあるキーワードを出しました。

「なんでそんなに自己否定しちゃうのかな…」

なぜか引っかかった自分はこの言葉を調べてみることにします。

 

次回へ続きます。