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気づき、断酒。

お酒のない生活で気づいたこと、それ以外のこと。

「連鎖」

前回の続きです。

 

カウンセリングはパニックを回避して考えやすくできるきっかけを作るのがメインでした。

何かを与えてもらうのではなく、いい方向へ少し背中を押してもらう。

自分の考えやすい考え方を色々教えてもらいました。

後は自身で気づいていく作業でした。

 

以前母に自分の不安孤独感について話をしたことがあります。

その中で聞いた父親の話です。

父親は小学生か中学生の時に父(祖父)を亡くしています。

以後母(祖母)に片親で育てられているのですが色々あったそうなのです。

父親には弟(叔父) がいます。

祖母はどうやら叔父に偏った愛情を注いだそうなのです。

父親は高卒で就職し家計を支えます。

自分がやりたいことよりも家のことを考えざるを得ない立場でした。

一方叔父は大学まで行かせてもらってます。

叔父はとても可愛がられていたそうで祖母の中では父親<叔父の構図でした。

父親は家でどのような気持ちだったのでしょうか?

生前叔父が家に来ると

「お前は俺の稼ぎで大学出ているんだぞ」

なんてことも言ってました。

窮屈な気持ちだったのか?

振り向いてもらいたい祖母は叔父ばかり見ている。

その叔父は恵まれた環境を得て羽ばたいていく。

自分はひたすら稼いで家計を支える。

働く前もずっと偏った状態だった。

家の中でもストレスをよく感じていた?

これも一つの抑圧?

 

自分の親の代でも歪みがあったと思い当たることが多いです。

そんな環境で育った父親にも視点の固定化が起きていたのでは?

過去の家族を今の自分達がいる家族に重ねて抑圧を解放しようとした?

自分が一番になることで満たそうとしていた?

その為に家族を縛り抑圧した。

そしてその抑圧を受けた子供は。。。

 

繋がりました。

自分が抱えてきた不安孤独感を彼も感じてきたのかもしれません。

父はこれに気づくことも無くこの世を去りました。

そしてそんな父が可哀想になりました。

父がしてくれた父親らしいこともたくさん思い出してきました。

抑圧に囚われながらも父親らしいことをしようとしてくれていたのです。

驚くべき感情の結果でした。

 

これを先生に報告したところ先生も展開の速さにびっくりしていました。

先生はここで提案をします。 「

お父さんのお墓参りとかできる?」

「そこでお父さんと話したらおばけちゃん消えるかもしれない。」

 

大きな予定がなければ帰省するのはかなりの距離でしたがここで偶然が味方してくれました。

自分はX-JAPANが大好きなのですが翌週横浜のライブに遠征する予定だったのです。

活動拠点は実家。

お墓はそこからまた離れておりスケジュールの中では行けないのですが実家にある位牌に会うことは可能でした。

 

翌週実家へ行き母の立会で位牌にこれまで自分が気づいてきたことを話し最後に父の姿をしたおばけちゃんを位牌に戻す感じで触れ報告を終えました。

やっと自分の中の父が成仏した気がしました。

横で話を聞いていた母はとても驚き離婚こそはしなかったものの実家に父の面影は必要ないと遺影すら処分しようとしていたのをやめることにしたそうです。

不安孤独感は抑圧の連鎖がもたらしたものでした。

そしてこの連鎖を自分で断ち切ることを父に誓いました。

 

そしてこの帰省にはもう一つライブ以外の目的を作っていました。

ずっとおばけちゃんがまとわりついていた自分の中の幼い自分のことです。

彼はまだ小さいままでした。

ですので生まれて高校まで住んでいた地域を改めて訪れることにしました。

今の実家からは電車ですぐの土地です。

その時自分はどんなことを感じていたか懐かしい風景の中を散策しました。

幼い自分は思ったより楽しくのびのびとやっていたようです。

そんな調子で数時間高校までいた土地を歩きまわりました。

そして色んな時代の自分を全員心に止めたまま今の生活の地へ持ち帰ります。

 

この時点でまだ整理ができていないのでとことんリラックスできる近所の温泉でプカプカ浮かびながら考えました。

それぞれの時代の姿をした自分を思い浮かべその時頑張ってきたこと失敗したこと。

ゆっくり重ねて感謝をし、笑顔を作りました。

バラバラだった自分が成長してゆき今の自分の姿に重なっていくイメージ。

じっくり時間をかけて続けました。

すべて終えた時すーっと涙が出ました。

やっとひとつの自分を持つことができた喜びと安堵でした。

 

これで治りましたとはいきませんがこの「気づき」は自分の大切な宝で今後生きやすくする大きな材料となります。

ここに至るまで繰り返し自己客観視を行いその訓練になりました。

困ったら視点を変えて横から見る。

横だと思っていたのが正常な角度かもしれない。

 

これが2015年12月半ばの出来事です。

大きな不安孤独感やパニックは全く起きなくなり表情も少し穏やかになったようです。

実家や故郷でのことその後整理したことを先生に報告しカウンセリングは一旦終了。

今後この過程で得たもので抑圧連鎖を断ち切っていくことが自分の生きる道になりました。

これで親子関係を解決することはできました。

 

しかし最大とも言える事案が既に発生していました。

不安孤独感をずっと抱える過程で増えた飲酒量、飲酒頻度。

それは自身をアルコール依存症にしていました。

 

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断酒はこの「気づき 」の応用で始まります。

そして1日断酒も「気づき」で達成されています。

ずっと達成できるよう様々なことに「気づき」取り組んでいきたいと思います。

 

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