気づき、断酒

てれんこてれんこ、お酒のない生活。

それでも生きてきた

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自分の中の小さい自分。

父から感情を抑圧され成長を逃した。

彼は自分が世界の中心。

家族は自分の為にある。

家族の中で一番上にいないと虫の居所がよくない。

気に入らない行動はすべて否定。

「バカ」「クズ」と言うのは普通。

それが我が子であっても。

 

顔色をうかがう。

自分を出したら潰される。

母の知らないところでよく言われる。

それが異常と知ったのは30年ほど経った後。

異常と知らなかったので助けは求めなかった。

それが普通だと思った。

自分はバカでクズで人より劣っている。

それが普通だと思った。

それが自分だと思った。

 

それでも。

承認されたかった。

認められたかった。

見て欲しかった。

必死に様々なことに取り組んだ。

だが否定は続く。

自分はできない人。

刷り込みは続く。

 

ひとつの失敗は全ての失敗。

否定の言葉で自分の気持ちは表へ出ない。

心は否定で埋め尽くされる。

いつしかそう思うのが普通になっていた。

失敗は自身を否定される。

何をするにも恐れるようになった。

 

身を守るためだった。

否定を受け入れていれば自分を守れる。

自分を閉じ込めておけばいい。

 

何をするにも不安感がつきまとう。

自発的なことはしない。

傷つくから。

思考を停止する。

 

それでも。

承認されたい。

認められたい。

見られたい。

心の奥底にはそんな自分がいる。

ずっと感じてた。

隙を見て活動させた。

 

バンド活動。

実家を出ること。

結婚すること。

移住すること。

 

必死過ぎるくらい必死。

不安で気が狂いそうでも。

動いた。

 

しかし気づくと孤独感しかない。

発せないからだ。

発することに自動ブレーキがかかる。

周りに誰がいても。

大切な人がいても。

心を閉じ込める刷り込みは変わらなかった。

心の中でひとり。

それが世界の全てのように思えた。

 

発することを恐れ。

心を閉じ込め。

不安を身にまとう。

自分に発せられる言葉が怖い。

いつか否定されるかもしれない。

認められないかもしれない。

いや最初から認められてなんていないのか。

人が信じられなくなる。

信じる心を無くしていた。

 

それでも。

もがき発してみる。

とても怖いけど。

心の中は。

震えながら。

泣きそうになりながら。

自分の心を探す。

 

時に父以外から否定される。

不安な心を伝えただけだったのに。

不安も伝えてはいけない。

信じることができ始めていたのに。

それが愛かもしれなかったのに。

言葉が怖い。

肯定の言葉すら信じられなくなる。

恐怖は好意を盲目にさせる。

 

恐怖を和らげ孤独を埋めるのがアルコールだった。

またたく間に依存していった。

 

今まで頑張ってきた。

そう思えたのは2年前。

不安の元。

孤独の元。

不信の元。

小さな自分にベッタリとまとわりつく存在。

父の姿をしたバケモノ。

気づくことができた。

その時父はこの世にいなかった。

自分から奪った心を返せ。

そう思うようになった。

 

だからまだもがく。

だが心の中の小さな自分はまだ泣き出す時がある。

慰めて。

褒めて。

労って。

 

ここまでもがく力をくれたのもまた小さな自分であること。

内側から隙を見て動かしてくれた。

不安で押しつぶされて鬱に蝕まれても。

 

最近自分の根を肯定してくれる言葉を初めてもらった。

涙が出た。

言葉の温かさを知る。

 

自分は「バカ」「クズ」なんて言わない。

まだ生きる。

 

お酒のない生活4日目

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